In-Sight 1740 の簡単な使い方

簡単ですが、In-Sight 1740 の使い方です。

【設置】
フォーカスを調整ネジで合わせます。文字列を水平に映します。

【初期の照明調整】
初期の照明を、ある程度、手動で調整します。[設定] 、[照明] タブで設定します。例えば、次のようにします

[照明モード]:モード10

[照明パワー]:20.0

【設定パラメータ】

[画像の回転]: 上下反転 (IS1741 の設置条件により文字が上下反対になるとき)

[マーク]:SEMI 文字列(SEMI フォントのとき)

[チェックサム]: Virtual (文字列にチェックサムが含まれていないとき)
Virtual は2種類の認識アルゴリズムを実施し照合します。通常ですと SEMI 規格のチェックサムを使うことが考えられます。

[フィールド文字列]: *-**** (刻印されている文字が A-1234 の場合)

[領域の編集]: 周囲に十分な空白を含んで、文字列全体を囲みます。

[サイズの編集]: 四角グラフィックを、四角に近い文字(例えば「3」)の、文字ストロークの上に重ねます。

【チューニング】
チューニングを開始し、成功したら、[アクセプト]ボタンを押して、設定に反映させます。失敗したら[リセット]ボタンを押し、[領域の編集]、[サイズの編集]等を確認します。

考察:

文字列の角度が若干バラツク場合は、運用時に(チューニング後に)、[オプション]、[読み取り]タブ、[領域の角度許容]、にチェックを入れ、低、を設定します。