ベンチマーク

ベンチマークを行うサンプルを作成してみました。PC環境や VisionPro バージョンを変更したときなどに、動作確認することを、想定しています。

画像はビットマップファイルを開きます。画像は、前もって、チェッカーボードキャリブレーションを行い、レンズ歪みを補正しました。一旦、ファイルに保存して、読み込んでいるので、ビジョンツールは、レンズ歪み補正されたピクセル座標で動作します。

QuickBuild1.vpp では、PatMax と Caliper と Blob を実行します。PatMax の位置決め結果で、Caliper と Blob の領域の、フィクスチャを行います。PatMax は3つのパターン(円、チップ1、チップ2)、Caliper は横と縦、Blob は1ヶ所、を実行します。5画像あるので、5回実行したときに、DataAnalysis ツールで、それぞれの平均の処理時間を確認します。

QuickBuild2.vpp では、PatMax の3つのパターンについて、背景で似ている所を探し、どこを誤認識しやすいか、を確認します。

元は CVL で作りましたが、Caliper と Blob が、領域の設定方法が違うので、微妙に結果が異なります。

製品:VisionPro

動作確認バージョン:7.0SR1

言語:QuickBuild、VPP ファイル

benchmark_vpro.zip

No brand PC、Core2Duo T8100 2.10GHz、Windows XP
patmax1 4.34685ms
patmax2 5.16063ms
patmax3 5.43264ms
caliper1 0.201606ms
caliper2 0.107060ms
blob 0.183302ms