Blob を実行するサンプルです。CVL に標準で付属する cvlproj のプロジェクトで、コンパイル・実行します。
適切なしきい値で画像を二値化し、対象物と背景に分け、対象物の面積や重心、横幅、縦幅、を計算することを、ブロブ解析と言います。
blob.cpp：
ピクセル座標で動作するサンプルです。画像はカメラから取り込みます。
blob_file.cpp：
ピクセル座標で動作するサンプルです。画像はビットマップファイルを開きます。
blob_linear.cpp：
グリッドドットのキャリブレーションを行って、線形変換の座標で動作するサンプルです。原点移動、座標軸の回転やスキュー、縦横のスケール変化、に対応します。レンズの湾曲歪みは対応しません。
blob_3rd.cpp：
グリッドドットのキャリブレーションを行って、多項式変換（3次）の座標で動作するサンプルです。線形に加えて、レンズの湾曲歪みも対応します。遠近歪みは、計算式上は、対応しません。画像変換は行わず、計算だけなので、処理は高速です。
blob_calib2.cpp：
チェッカーボードのキャリブレーションを行って、多項式変換（カメラモデル）の座標で動作するサンプルです。線形とレンズ歪みに加えて、遠近歪みも対応します。画像変換を伴うので、その処理時間がかかります。画像 image2.bmp で Blob のしきい値を自動的に決めるために、判別分析法（cfThresholdWGV()）を使っています。
製品：CVL
動作確認バージョン：7.0
言語：VC++、VS2005
