Caliper で1番端のエッジを見つけるためには、負の位置(PositionNeg)の得点付けを使います。グラフが示すように、Caliper ウィンドウの中心から、左へ行くほど得点が高くなり、右へ行くほど得点が低くなります。グラフは、見やすいように、デフォルトの Xc=10000 を、Xc=100 に変更しています。
グラフは、X軸が Caliper ウィンドウの中心からの距離、Y軸が得点です。Caliper ウィンドウのプロジェクション方向は、画素が加算され平均化されます。Caliper ウィンドウのエッジサーチ方向がX軸です。グラフは、X0 のときに Y0、X1 のときに Y1 になります。Xc は、カットオフを意味していて、Y=0 にします。
負の位置を使用するとき、X0とX1は、Caliper ウィンドウの長さの1/2をプラスマイナスで指定するのが適切です。
製品:VisionPro
動作確認バージョン:5.2SR1